みなさん読書は好きでしょうか。
うんうん。僕もけっこう好きです。
カバンには常に何かしら一冊入れてます。
ということで、たまには本の話でもしてみようと思います。
僕が2023年に読んだ作品の中で一番面白かったのは『プロジェクト・ヘイル・メアリー』というSF小説でした。
結構前から騒がれていた大ヒット作なので、知ってる方もいるかもしれません。
もうほっぺたが落ちるくらい面白かった。
上下巻どちらもまぁまぁ分厚いボリュームがあるけど、のめり込むように読みました。
太陽に異常が発生したことで滅亡の危機に瀕した人類。
科学者である主人公は、過去の研究に目をつけられ、地球を代表して危機に立ち向かうことに、、というお話。
科学用語もたくさん出てくるから何言ってるか全然分からんとこもあるんだけど、物語のディテールが本当にリアルで、ノンフィクションみたいに読めます。
その読書体験が凄すぎて”PHM”ロスになった僕は、SFが足りない、、、とつぶやきながら書店を彷徨い歩き、同じくハードSF界の金字塔とされる超大作『三体』シリーズに手を染めたのでした。
これはかのプロジェクト・ヘイル・メアリーもびっくりの、シリーズ全6冊に渡る大長編。
僕は今のところ三冊目まで読み終えたところ。
これがまた、むちゃくちゃ面白い、、、
何をどう学んで何を食べて生きていれば、こんなに膨大な知識の詰まった物語が書けるんだろう?本当に人間??って感じです。
こっちは、合間合間に少しづつ読み進めようと思います。
『プロジェクト•ヘイル•メアリー』はライアン・ゴズリング主演で映画化予定だし、『三体』の方はネトフリで映像化されるし、しかもどっちも予告を観る限り、そうそう!俺もこんな感じの絵を想像して読んでた!って感じに本当になってて、今からワクワクです。
といった具合で、去年はたまたま手にとったPHMをきっかけに、かなりSFづいていた私でした。
最後に、今現在カバンに入ってる三冊を紹介しておきます。
『サワーマッシュ』は、谷川由里子さんという歌人さんの詩集。
大体カバンに入れてあって、ぱっと開いたそのページを眺めるみたいな感じで、何度読んだかわからない一冊です。
自分じゃ手の届かない、心の奥の方にあるボタンを押してくれる。
インスピレーションの宝石箱や〜〜って感じです。
『映画の生まれる場所で』は、映画監督の是枝裕和さんのエッセイ。
是枝監督の映画はリアルな感じがするから好きです。先の『PHM』もそうだけど、リアリティのあるものが好きみたいです。
世界的な映画監督も、思い通りにいかないことだらけの中で格闘してるんだな、とホッとする(?)作品。
『イギリスはおいしい』は林望さんという作家さんのエッセイ。
その名の通り、イギリス滞在の日々が超いい感じに描かれてます。
僕の大好きな国、イギリス。
ビートルズを生み、オアシスを生み、レディオヘッドを生み、ブラーを生んだイギリスなので、ハァハァしながら読んでます(音楽エッセイじゃありません)
え、なんか長くなっちゃったねごめん。
また気が向いたら紹介しますね。
どれもオススメなので、気になった方は読んでみてね!
吉﨑