夜市、誰か聴いてくれてるかな、とエゴサをする
→夏休みなので、本当の夜市開催のつぶやきがたくさん出てきて、いいなあ、となる
→そこそこ近場でやってる夜市(というかお祭り)のポストを発見する
→ふらっと来てみてしまう
ということで僕は今、小さい夏祭り会場の隅っこのベンチで一人、盆踊りを眺めながら黙々とブログを書いている。
ローカルなお祭りだから、ぜったい浮いてると思うけど、夏祭りは好きなので嬉しい。
昨日、新曲第2弾『夜市』を配信リリースした。
花龍列車の資料を最初に見せてもらったとき、いくつかのキーワードの中に”夜市”とあって、タイトルはこれにしよう、と直感的に決めた曲だ。
だから(?)夏祭りにも直感的に来てみた。
実行委員会の人っぽいお父さんがたまにこっちを気にしてる気がする。
なるべく怪しまれないように、自分に出来る限りの無害なオーラを出しているけど、多分怪しまれている。
でも気にしない。
人生は一度きりだと、花龍列車の企画書にも書いてあった。
行きたい場所に行くし、着たいものを着るんだ。
夜市はそういう歌だ。
なんであの時、という後悔がある人、臆病な自分と闘う全ての人のための歌だ。
その気持ちは何より、今作を通じてナカム君やワイテルズ、そして僕らの音楽を聴いてくれる人達から、僕自身がもらっているものだ。
コロナ真っ只中でライブもままならなかった数年前に、僕が見失っていた気持ちだ。
生きていれば何があるか分からない。
そういえば盆踊りって死者を供養する意味があるよな、と思い出して、賑わうやぐらをぼんやり眺めていると、花龍列車の物語ともダブってなんだか泣きそうになってくる。
生きていれば何があるか分からない。
この気持ちは、また次の音楽に乗せて形にしていきたいなと思う。
実行委員っぽいお父さんは見逃してくれたみたいで、もう僕のことなど気にしていない。
なんとなく、夜市のブログを書くのにぴったりな夜だった気がする。
ちなみに、冒頭のエゴサには、ちゃんと曲の感想もたくさん出てきて嬉しかった。
ブログを読んでくれている皆様、ありがとうございます。
この先も色々と楽しんでもらえることを考えているので、今後のGOODWARPを引き続き応援よろしくお願いします。
夜市と共に、素敵なお盆をお過ごしください!!
吉﨑