『Somewhere In Between』

 

どっちつかずの個性があってもいいじゃないか。

中途半端な宝物があってもいいじゃないか。

たどり着いた先が、天国でも地獄でもなくたっていいじゃないか。

このアルバムのタイトル『Somewhere In Between』は、そんな気持ちを込めて名付けた。

作中に登場する主人公達は、大体皆、ひと気のない道端で立ち尽くしたり、

あの世でもこの世でもない場所を右往左往したりしながら「間のどこか」でもがいている。

それはそのまま、GOODWARP にも当てはまる気がしている。

自分達の音楽をわかりやすく言語化したくても、どのジャンルにもいまいちうまく馴染めないままやってきた。

これを読んでくれている人達の中にも、僕らと似たような経験をしている人は少なくないんじゃないかと思う。

言葉で括れなくたっていいじゃないか。

呼び名のないどこかにも、誰かにとっての居場所があるはずだ。

焦ったり苛立ったりしたこともあるけど、その分のカラフルな曲達を詰められたと思う。

僕らと同じように “間のどこか” でもがく全ての人に、このアルバムがぶっ刺さりますように。


 

ついに、2025年1月15日(水)にGOODWARP初のフルアルバム『Somewhere In Between』をリリースします!

AmazonやSpotify等の各種配信サービスで視聴可能になりますが、実際にCDとして手に入れたい方のために、

後日、フィジカル盤もグッズとして限定発売いたします!

 

記念すべきフルアルバムになるが、ここまで辿り着く道は、なかなかの険しい道だった。。

事の発端は、2023年10月に開催したワンマンライブまで遡る…。

「ワンマンライブでは何か大発表があるもの」なんていつ誰が言ったのか知らないが、その古くからの言い伝えに僕らも違和感はない。

何か発表をしたい、そんな気持ちで迎えたワンマンライブ、なんと何も決まっていなかったのだ。

それでもワンマンライブは続いていく。そう、発表がなくたってライブはライブなのだ。

フロアにはこれまでGOODWARPを応援し支え続けてくれた皆がいる。いわば領域展開された空間なのだ。

人生に1回しかないその日を、素晴らしい1日だったと共に感じることができるだけで、万々歳なのだ。

 

しかし、皆の楽しそうな顔は僕らを調子に乗らせた。

 

ライブ中盤のMCにてよっしーは「来年フルアルバム出します!!」とデカい事を言ってしまったのだ!!

曲もないのに!?

と、よっしーも含め全員が思った。でも言ってしまった。

人生にはやらなきゃいけない時があるのだ。たとえ険しい道が待っていることがわかっていても、歩みを止めるわけにはいかないのだ。

挑戦とはそういうものだ。

 

それからGOODWARPはひたすら走り続けた。曲を書き、アレンジを重ね、レコーディングをした。

嬉しい事にワイテルズの方々から曲の書き下ろしの依頼もいただき、曲を一緒に盛り上げていただいたりもした。

それでも制作は続く。

そして、完成。リリース日は12月中旬。準備万端だ。

あとはこの曲たちが巣立つのを見守るだけ…

誰もがそう思っていた…。

 

「もっと多くの人に楽しんでもらえる、喜んでもらえる作品にできないか」

メンバー全員がそんなことを思っていた。

そのわがままを実現すべく、申し訳ないがリリース日を遅らせてもらい、

土壇場でもう1曲制作し、アルバムに詰め込んだのだ!!

 

完全未発表の新曲7曲と、これまでシングルリリースした曲たちを仲間に加え、

完成したアルバムが『Somewhere In Between』なのだ! 

 

【収録曲】

1.HONK !

2. 夜市 (ワイテルズ 「花龍列車」 主題歌 (書き下ろし)

3.SANZ DANCE

4. 君に会いたい

5. 金魚

6. 革命

7.color

8.ROMEO

9.one on one (SIB ver.) (過去に自身のラジオ番組でリスナーから歌詞を募集し制作した 1 コーラスに、 今回新たに SNS で歌詞を募集し楽曲を完成させる)

10. ジブンシ (ワイテバンド提供楽曲)

11. 月光花 (ワイテルズ 「花龍列車」 ED テーマ (書き下ろし)

12.HINT

13.EMBLEM

14. カワズ (ゴホウビのスージー (Vo,key)をピアノに招きRec)